さつまいもは太る?太らない?
さつまいもを電子レンジで甘く調理する方法
家庭で美味しく食べる方法と言えば
アルミホイルで包み、オーブンやトースターで温める方法が主流ですが、
オーブンまでは大げさで、
トースタの場合も30~40分程度かかってしまうため、少々面倒に感じてしまう。
ここでは電子レンジで美味しく温める方法と、
サツマイモがダイエットに有効な理由を解説しています。
理想は、できるだけ早く甘く
早く調理を終えて食べたいものですが
さつまいもを甘くするには「ゆっくり加熱する事」が必要です。
理由は、サツマイモに含まれるでんぷんに
熱と水分を与えるとβアミラーゼが働き、
甘い糖に変身させてくれるからです。
※重要※
この熱というのは、高熱ではなく
65~75度程度の温度を保つ事を差します。
従って、電子レンジであっても
65~75度をキープする時間帯を作れば
なおかつ水分も与える方法にすれば美味しく仕上がります。
美味しい作り方手順
通常、レンジで温めるサツマイモは
ラップをして6分程度加熱して食べますが
この方法では、パサパサした甘さの薄い仕上がりになります。
(甘くなる低温加熱の時間帯が無い)
美味しく食べる手順1
まずはサツマイモを洗い汚れを落とします。
美味しく食べる手順2
美味しくするには、水分が必要なため
新聞紙又はキッチンペーパーを使用します。
キッチンペーパーを2枚重ねにして
”水で濡らし”包みます。
更に、2枚重ねにしたキッチンペーパーを水で濡らし、上から被せ包み込みます。
美味しく食べる手順3
まずは普通にレンジで加熱します。
大切なのは時間で、
・基本の細長いタイプならば2分間
・今回のように丸くて熱が入りにくいタイプは2分半過熱します。
美味しく食べる手順4
その後は”解凍”に設定を変えて
再度レンジで20分温めます。
美味しく食べる手順5
柔らかくなっているかの確認作業は
キッチンペーパーの上から楊枝を刺して確認します。
(再度温める場合に備え)
中まですんなり楊枝が入れば完成です。
美味しく食べる手順6
実食
私の場合は、毎回ビニール袋に入れて
6,7分加熱してパサパサのさつまいもを食べているので
今回の比較は非常に楽しみでした。
実際食べてみると
キッチンペーパーで水分を与えた分、
しっとり感がありますね。
いつもはポロポロと崩れますが
のっぺりとした仕上がりです。
一方、味の方は
さつまいもよりも栗に近い感じになり
旨味が確実にアップしています。
!明らかに美味しくなっている!
この実験を一度やってしまうと、
次回からはこの方法で作りたくなってしまいますね。
もちろん、美味しさは”さつまいも自体”で上下するで
美味しいサツマイモほどより美味しく仕上がります。
ダイエットでの使い方と落とし穴
私がダイエットをする際は
サツマイモは必ず利用します。
・甘い欲を満たす
・お腹を膨らませてくれる
・ご飯の代わりにして変化を楽しむ
・間食、夜食でも太りにくい
・便秘対策、宿便対策
甘いので脳を満足させ、お腹も膨らませ
頭も胃も満足させる事ができます。
特に、ゼロ系コーラとの相性は抜群で
パサパサのサツマイモであっても
ゼロコーラと同時に食べれば
芋の繊維とコーラの炭酸で
お腹が膨らみ満腹中枢が刺激されます。
ダイエット中には
食欲が抑えられる時期と
たくさん食べたい時期が交互に訪れますが、
ご飯が止まらない時などに
サツマイモを利用すると刺激の変化で食欲抑制に繋がります。
ただ、サツマイモは甘く調理するほどGI値が上昇する為、
血糖値を下げたいダイエット時には、
今回の調理法はあまりおすすめはできません。