【メール】リモートコンテンツをブロックしました。とは何事か?

Thunderbird(サンダーバード)などのメーラーを使う際、
「プライバシー保護のため、
このメッセージ内のリモートコンテンツをブロックしました」
・「からのメールでは常にリモートコンテンツを読み込む」
などの表示が出る事があります。

個人情報を守る ありがたい機能だった

メールは、文章だけでなく
画像スタイルシート、などを含めて送信する事ができます。

特に、リモートコンテンツについては
主に”別の場所に置かれた画像の表示”を許可するか否か?の意味
として片付けてしまわれがちですが、

許可と同時に、
個人情報も送信する形になるとThunderbirdのサポートでは解説している。

↓一体、どのような情報が漏れてしまうのか?↓

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既読の確認をされてしまう機能

以前は、LINE(ライン)が流行し、
「既読無視」が問題になった時代がありますが、

実は、メールでも
相手側がメールを開封したのか?
確認する事ができます。
これがリモートコンテンツの正体です。

仮に、常に読み込む状態で、
悪意のある業者からのメールだった場合には

・メールを開封した事
・メールアドレスの存在確認
・あなたのIPアドレス
(現在のおおまかな位置情報)
・読み込んだアプリケーションや
使用しているプラットフォーム
についての大まかな情報

などが、相手側に伝わってしまう。

相手によっては悪用されてしまう可能性があるので
リモートコンテンツを常に読み込む設定は個人的には好きではない。

↓特にヤフーからの宣伝メールは100%リモートコンテンツメールだ。

※悪徳業者に自分の情報を送ってしまう危険性※

お名前.comからのしつこいメール

最近、リモートコンテンツを利用している会社からメールがありました。

例えば、ドメイン(○○.comなど)を所有している方は
ドメイン管理会社から、住所や氏名、
メールアドレスなどの確認メールが届く場合があります。

今回、お名前.comからメールが届きましたが、
そのメールにはリモートコンテンツが埋め込まれていました。
メールを開封したのかチェックされています。

そのメールの内容は以下の通りで、
名前を隠したければ、年間980円支払えよ。
という内容のメールです。

<メール本文>
※本メールはドメインニュース配信停止を
ご選択のお客様にも配信されております。
配信を希望されない場合は、お手数ですが
本メール下部から停止お手続きをお願いいたします。

現在、このドメインは Whois情報に
お客様の情報(お名前・住所・メールアドレス・電話番号)が掲載されています。

ドメインをご登録いただくと、ICANN(※)のポリシーに従い、
お名前・住所・メールアドレス・電話番号等を、
Whois情報として世界に公開する義務が生じます。

Whois情報を非表示にすることはできないため、
ご自身の情報を公開したくないお客様を対象として、
お名前.comでは「Whois情報公開代行」
サービスを提供いたしております。

お名前.comの「Whois情報公開代行」
をご利用いただくと、お客様の個人情報に代わり、
お名前.comの情報を掲載いたしますので、
プライバシー保護と同時にスパム対策にも効果的です。

Whois代行とは?
ドメインを取得すると、ドメイン所有者の
氏名メールアドレス会社名などを
「Whois」上に公開し、誰でも閲覧
できるようにすることが義務付けられています。

Whois情報公開代行を設定する
※1ドメイン 980円/年(税抜)にて設定いただけます。

お名前.comの狙い

スパムを防止したり、悪用されたくない場合には
自分の名前ではなく、管理会社の名前が出るという
新しい利益を得るためのプランが追加されたようです。

このお誘いがしつこく、
クリスマスを跨ぎ、連続で送られてきます。
完全なスパム状態ですね。

こちらがリモートコンテンツを読み込んでいないので
相手側は「メールが読まれていない」と判断し
連続送信してくるのでしょう。

!監視されている状況は非常に気持ちが悪い!

最後に

今回は、お名前.comという
比較的安全な場所からのメールでしたが、
これが悪徳業者海外からの情報収集メールだとしたら迷惑ですよね。
知らず知らずの間に、こちらの情報が渡らなぬように
リモートコンテンツを常に許可しない無い方が良さそうです。



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