隅田川散歩 勝鬨橋(かちどきばし)を開けたい!

東京湾水上バスにて勝鬨橋を眺める。
勝鬨橋は築地の隣にある橋で、
かつては船を通すために開閉していた。
(真ん中部分のみ開閉)


だが、残念な事に昭和45年を最後に
勝鬨橋は開かなくなった。
(最後の跳開1970年11月29日)

自分自身、開閉を見た事がなく、
祖父や父から聞いただけに
ずっと勝鬨橋の開閉は気になっていた。

オリンピックの開会式に開閉してくれ

同じように”開閉を見たい方はいるのか?
調べてみたら、多くの方が希望していました。

オリンピックで無駄な建築物を作る前に
ロマンのある勝鬨橋を開けてもらいたい!


一生に1度だけでいいから、開いてる勝鬨橋が見たい。

勝鬨橋が開くのをこの目で見たい。

「勝鬨橋がまた上がるのを見たいよ」って、
呆ける前に、死ぬ前に祖母は言ってた。

実際に境目を見てきた。

中心の開閉する部分を一目見ようと
我々調査班は勝鬨橋に向かった。

まずは築地側から右側の歩道を通り月島側へ向かう。

橋の真ん中部分になると、
想像以上の揺れがある。

歩道の開閉する部分は地味だが、
道路側はとてもわかりやすい見た目で
まだ開けようと思えば開きそうな雰囲気だ。

歩道右側の揺れはかなりのものだったが
反対側(浅草側)の歩道はほとんど揺れなかった。

ちなみにこの付近は暴走自転車が多く、
”自転車が優先”と思い込んでいる住人が
滑走するので非常に危険な地帯だ。


!勝鬨橋の自転車マナーは最悪!


ちなみに勝鬨橋を渡り終えた月島の海抜は1.5mだった。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

こちら葛飾区亀有公園前派出所、
通称こちかめでは、過去に勝鬨橋が主役になった話があった。
(しかも2つ!)

71巻 勝鬨橋ひらけ!の巻

急いで2冊購入!
一話目は、71巻の「勝鬨橋ひらけ!の巻」
橋マニアの純君が転校してしまうと知り
両さんは純君のために、勝鬨橋を開けてしまうというお話。

ロマン溢れる感動作だ。

181巻 勝鬨橋、再び開く!!の巻

181巻には2話目の
「勝鬨橋、再び開く!!の巻」が掲載されている。

大人になった純君と再会し
「もう一度開けてやる!!」と決意する。

勝鬨橋見学ツアーに参加し、
配線を全部交換し、準備を整える。
(果たして開ける事が出来るのか?!)

現代風に、SNSを意識し、
濃霧で外部にばれない様にするなど
手が込んでいる。

勝鬨橋 関連動画

平成28年10月放送 企画番組「勝鬨橋~その歴史と思い出~」

東京の橋 勝鬨橋 日本の情景

かちどき橋の資料館

勝鬨橋の横には、隠れスポットの
かちどき橋の資料館という無料施設がある。
(昭和45年まで使われていた勝ちどき橋変電所の跡地を利用)

ここでは1/100の模型の開閉再現を筆頭に
主にビデオによる資料、歴史や橋の構造を学ぶ事が出来る。

ただ、開館時間が不規則で注意が必要。
かちどき橋の資料館
中央区築地六丁目地先(築地市場勝どき門横)
毎週火曜日・木曜日・金曜日・土曜日
9時30分~16時30分 (12月29日~1月3日を除く)
(12月1日~2月28日までは、9時~16時)

一番楽しみな、勝鬨橋見学コース
現在は休止中なのは残念でならない。
(勝鬨橋の補修工事に伴い、平成30年1月から
平成32年3月末までの予定で一時中断)

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