熱中症の対策で一番大切なのは○○だった。

日本の夏と言えば、
今や30度を越えるのは当たり前で、
猛暑日(35度以上)も珍しくはなくなった。

今でこそ、35度越えは当たり前だが、
昔と比較するとその温度差に驚くだろう。

30年間でこんなに温暖化が進んでいる

30年前は涼しかった!

例えば、30年前7月の気温を調べると

1988年7月は
30度を越えたのは2日のみ
平均温度24.5度

一方、
2017年7月は、
30度を越えたのは25日にも及ぶ
平均温度27.3度

2018年は現在の所、
平均温度は28.1度と更新する勢いだ。

30度越えると病気に?

”気温が高くなると病院が混む”というデータがある。
気温が高くなれば熱中症はもちろんだが、
血管関連、内臓疾患のリスクも高まる。

例えば、太っている方は、
何もしなくても息切れしているイメージがあるが
25度を越えるだけで十分に暑く、
心臓に負担をかけていることがわかる。

お年寄りが危険!!

高齢になると、
熱に関して鈍感になる傾向がある。

・お風呂が熱くても入れる
・クーラーが無くても耐えられる
など、一見丈夫そうに見えるが、
実は”鈍感なだけ”という場合も少なくない。

「昔からクーラーはかけない!」など、
強気の高齢者も多いが、昔と今では状況が全く違う。

!熱中症の65%は高齢者!

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他人事ではない熱中症

熱中症が怖いのは、症状が出ると
自分をコントロールできなくなる事だ。
手は振るえ意識は遠のき、1人で立て直すのは非常に困難だ。

厚生労働省の発表では、
熱中症による死亡者は平成28年で621名
平成27年は968名とかなりの人数になる。

熱射病と熱中症の違い

熱射病とは?
高温多湿の環境で起こりやすい症状。
汗を掻き、水分や塩分が不足する事が原因。
症状としては、意識が無くなったり、体温が40度を越える。

!頭痛 痙攣 意識障害!

日射病とは?
名前の通り日光による熱が原因。
土木作業などの長い間日差しを受け
体温を調節できなくなった場合に起こる。

!めまい 痙攣 意識障害 高熱に注意!

熱中症とは?
暑い環境の中で起こる障害の総称
室内外問わず起こる症状だ。
・体温は正常だが意識が遠のく
・汗による脱水症状
・大量の汗
・塩分などのミネラル不足
・水分補給が遅れ疲労する

学校の先生さえ信頼できない
未経験者ほど軽く考える熱中症
怖さを知り予防しよう!

高校生が夏の夕方に3.5キロ走って、
熱中症で亡くなってしまう事件が起きたというのに、
芸能人とはいえ、十分に練習できてない人に、
真夏に24時間100キロマラソンさせて、
チャリティーで感動を生もうとかいい加減にしろとか思う。
熱中症こわい。ゆで卵を
いくら冷やしても生卵に戻らないように、
熱中症も進んでしまうともうもとにもどらない、
というような話をどこかで聞いて以来、
こわいこわいと思っているけれど、本当に怖い。
大切な命を守らねば。

朝のニュースで天気予報をしてた人が
「今日は学校が終業式ですが熱中症の危険があるので
子供達の命を守る為にも校庭や体育館に集まる終業式はやらずに
教室にて校内放送で挨拶をするなど柔軟な対応をお願いしますと訴えていた。」
そんなこと全国放送で
言われなきゃ学校の先生はわかんないの?

経験と自信と過信

猛暑に慣れていると、
少々の暑さでは屈しない。

例えば、
・運動部である。
・昔は運動部だった。
・職人で外で働いている。
・運動中に水を飲んではいけない時代に育った。
などの場合は、精神力と自信があり
熱中症に強い傾向がある。

もちろん、単なる自信だけでは過信になってしまうため、
水の補給はもちろんの事、
自信対策(裏付け)がある方は酷暑にめっぽう強い。

特に”部活中に水を飲んではいけない時代
に育った人間は、経験値(慣れ)を持っている。

一番大切なのは危機回避能力で
「がんばって次の休憩所で休もう」ではなく
迷ったら休憩する事が”重要”になる。

!がんばる精神は捨てる事!

水分と同時に大切なのは○○

体調というのは毎日同じではなく
日によって全く異なる。

「今日は暑くて調子が悪い」場合と、
「今日は暑くても元気に歩けるぞ!」
など、体調は日々変化するのが人間だ。

これらの違いは
精神的部分と体力的部分の両方で
一番倒れにくい状況は”よく寝た後”だと
自らの経験でわかった。
(水分補給は当たり前として)

良く寝れば体力が回復し、悩み事やストレスも緩和し
(暑さで)意識が遠のく予防となる。

特に、不規則で忙しい芸能人の場合は、
熱中症のリスクは非常に高くなる。
記憶に新しい所では、坂上忍さん、所ジョージさんが倒れた事がある。
(内田裕也さんは冬の室内脱水症状)

快眠が熱中症対策になるのは
自分の体験データでわかった事ですが、
どうやら私以外にもデータを取っている人間が世の中にはいるようです。

今の段階では、塩分補給を主に伝えるテレビ番組が多いですが、
いずれは睡眠の重要性を伝える放送局が出ると思われます。

!古い精神論を捨てよう!
!気合は卒業!安全重視!
!がんばろうよりも早めの休憩を!



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