【氷川丸】子供も大人も楽しめる激安アトラクションだった【横浜】

横浜港(山下公園付近)
に係留されている”氷川丸

過去に貨客船病院船として活躍した船ですが
おそらく、現代の若い人は興味がないはず。

氷川丸は、戦争前に作られた貨客船の中で
唯一生き残った船であり貴重な存在。
太平洋を254回横断した国の重要文化財にも指定されている船なのです。

しかしながら、
1960年(昭和35)で運行を終えているため、
氷川丸を知る人は減り、日々入場者が減っているのが現状です。

!日本が誇る船なんだ!

見た目で面白いリアル博物館

氷川丸の場合は、
教科書のような文章ではなく
昔の姿をそのまま展示してあるので、
昔を知らない子供でも、楽しむ事ができます。


探検気分で船内を歩く事ができます。
3等客室は、寝台列車のような作りで

一等客室になると個室になる。

またスペシャルルームになると、
風呂や居間まで用意されている。

順路に従うだけ!簡単!

部屋の観察だけでも十分面白いですが
全ての道に順路が指定してあるので
誰も迷う事無く氷川丸全体を観察する事が出来るのです。


特に機関室は圧巻で、男子は楽しいはず。
竣工当時、最新鋭だった迫力あるエンジンが
現役時代のそのまま残されています。


氷川丸は3回機雷(水中の兵器)を受けた事があるが、幸いにも沈没を免れた。

一等社交室(Aデッキ)
主に男性が食後に談笑した社交場です。
天窓などにすっきりと美しいアールデコの装飾を見る事ができます。

また、操舵室(そうだしつ)船長室も見る事が可能。

!横浜の穴場!時間が余ったら行くべき!

夏休みでも貸切り状態

ほとんどの時期は貸切状態を楽しむ事が出来る。
子供は探検操舵ごっこと夢中になって楽しんでくれました。


操舵室(N3デッキ)
運転士(現在の航海士)が24時間体制で
安全航行に努めた場所です。

展示ゾーンも充実

もちろん大人も十分に楽しむ事ができます。
年代別に歴史が書かれている展示室や、
実際に使われたアイテムが展示されているゾーンもあります。


全てに目を通せば、
氷川丸探索は1~2時間楽しめるでしょう!

夏は要注意

ただ、船内は
エアコンが使える箇所が限られるので
真夏は非常に暑いです。

順路に従うと、一等社交室、一等社食堂、
一等喫煙室、展示室等にはクーラーがあるので
休憩を挟みながら探索してください。

景色が最高


何より美しいのは氷川丸からの景色!
前後左右、どこを見ても素敵です。


これを見るだけでも300円(入場料)の価値があります!

入場料とアクセス

場所:山下公園そば
231-0002横浜市中区海岸通り3-9

入館料:

一般 300円
シニア(65才以上)200円
小~高校生 100円

開館時間:
10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日
竣工:1930(昭和5年)
全長:163.3メートル
船幅:20.12メートル
総トン数:11.622トン
最高速力:18.38ノット
乗船定員:286名

氷川丸を見た方の声

氷川丸乗った時、階級社会みたいなのを物凄く感じた。
二等、三等の人はロビーに出入り禁止の上にご飯もきっちり分けられる。
とりあえず氷川丸見たら毎回軽く泣いてる。
若い頃は意味なく歩いて恋愛しているつもりだったが
デートでいくところやない。かなC
日本の船は米潜水艦に沈められた。最期はみんな大体こうだ。
氷川丸の姉妹船、日枝丸と平安丸。。。
氷川丸いつまでも残ってくれ!
病院船の氷川丸には、火葬場があります。
病院船ならではの設備です。
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