男性ならば、競馬とパチンコ
両方手を出した方は多いだろう。
最高にツイている日は
パチンコと競馬のダブル受賞(勝利)で祝杯を挙げ
喜びと自分の予想に酔う事もある。
か・・勝てば確かに楽しい・・・。
パチンコと競馬を比較する際には
条件が必要となり同列には語る事はできない。
ここではそれぞれ分けて検証したい。
競馬の場合
まずは競馬の場合、
有名なのが25%というテラ銭があるという事だ。
これを知らないようでは完全なる負け組だろう。
テラ銭とは、参加者から集めたお金から
配当金を引いたお金の意味である。
競馬経営資金として、集めた金額の25%を
まずは引く事からはじまる。
誰が勝とうとも経営者には25%利益がある
例
100人が1万円投資したら→100万円が集まる
100万円から(25%の)25万円を引いた75万円を分配する。
競馬は常に25%取られている事実。
評論家が負けている現状・・・
テレビで偉そうに語る評論家が
よく予想を外しているのを目にするだろう。
いくら長く競馬を見ていても
生身の馬が走るため”絶対”は無いので
常に当て続けるのは困難になる。
しまいには
「評論家の〇〇が本命にしているから買うのやめた!」
なんて考える競馬ファンさえも現れてくる。
それだけ確実性がないのが競馬の世界だ。
データが無駄になる場合
競馬は、血統や年齢、コース実績など
様々な要素から予想ができるが、
時には”馬場改修”という、データが
無意味になる工事が行われる事がある。
「〇〇競馬場の直線が長くなった」
「●●競馬場に坂が出来た」
「△△競馬場の芝が変わった」
これでは蓄積されたデータが無意味になってくる。
私の友人にも数々のデータを持ち
毎週挑んでいるツワモノがいたが、
馬場改修から急に気持ちが冷めて引退したことがある。
馬が好きになってしまう場合
長く競馬を続けていると
活躍した馬が子供を産み、その子供が更に
という具合に、馬への愛が増大する事がある。
まるでお気に入り歌手のアルバムを買い続けるような愛着が生まれてくるのだ。
これも競馬を止められない理由にもなる。
競馬で豪邸を立てた話を聞かない
お宅訪問等の番組でお金持ちが紹介されるが、
ギャンブルで富を得た人はまず登場しない。
なぜなら大金を勝ち続けるのは困難だからだ。
今では、競馬専用の口座を作ったり
携帯から競馬を簡単に買える時代になった。
私自身は競馬をはじめから信用していなかったが
半分本気で、参加し続けたことがある。
競馬専用の口座を作ると非常に収支が分かり易く
いわゆる”収支帳”的な役割になった。
競馬友達と食べながら話をしながら
予想をするのは楽しいが、
今考えればその時間は有益ではなかった。
もっと違う話をした方が役立っただろう。
最終的には没収される
競馬を継続すれば、
当然勝ち負けを繰り返すことになるが、
恐ろしいことに、最終的にはその口座が必ず空っぽになる。
これだけは変わる事がない事実だった。
競馬って絶対勝てないと思うわ。
テラ銭25%取られて、
儲けた分は納税って・・・・
しかも負けた分は投資にならないからね。
やらないほうがいいよ。
一般人が損をするゲーム。
凄い努力しても絶対テラ銭分負ける。
よくできた金銭回収法だと思うよ。
有名タレントCMで出して回収よ。
お前ら騙されていることに気づけよ。
ただ、競馬を勝ち続ける方法は残されている。
こちらの方法は勝率は100%である。
パチンコの場合
パチンコの場合は、自身プロ経験があるが
良い台があれば勝つ事が出来る。
ただ、2017年辺りから規制が厳しくなり、
スペック的にも勝ちにくい機種が増えたのは確かだが
台のスペックと釘によっては常勝が可能である。
ただ、近年のホールを覗いてみると
勝てる台を1台探すのに苦労する。
特に新宿や池袋など、人が集まる場所では
そんな甘い釘は置いていない。
昔はよかった
現代ではホルコンの管理で、
お客の止め打ちや回転数の状況が
監視室にて”状態異常”として即表示されるようになった。
これにより、ブドウ状態や釘折れ、右打ちで増えるなど
お客に有利な状況が続くとすぐに異常として察知されるようになったのだ。
このような管理状態になると、当然管理者は
回る台を狙う打ち子や軍団を”すぐに把握”できる状態になり
排除する為に釘を厳しくするという悪循環が生まれる。
現在のパチンコの状況を考えると
常勝を目指すにはかなり厳しい状況である事に変わりがない。
時間がかかるという不利
現在のスペックの低下により、
パチンコはさらなる試行回数が必要になり
稼ぐために多くの時間を必要としてしまうようになった。
!普通に働く方が安定して稼げる!
10年以上前ならば、スペックもよく
普通に働く3.4倍の時給が生まれたものが
現状では下手したら0.5倍など、かなりの時間の無駄を感じる事になる。
競馬は予想だけ時間が取られるが
パチンコは良い台を長く回さないと
結果が伴わないため、座り続ける不健康とも戦わなくてはならない。
回る台を探し勝つ事は可能だが、
普通に働くよりも時間がかかると考えると
多くの方が”時間の無駄”と気づくのではないだろうか?
実際どっぷりハマってしまうと
お金の問題ではなく精神的にも変わってしまうのがパチンコだ。
・服は毎日同じ
・肩、腰の張り&運動不足
・マイナス思考の腐った心になる
などの悪循環があるため、
経験上、ホールに入り浸るのはお勧めできない。
競馬パチンコと両方ハマった事があるが、
”経験上”両方やらないほうが幸せになれるのは間違いない。
軽く参加が望ましい
ただ、何も知らないのでは
周りとの会話に参加できなくなるため、
競馬ではG1程度は参加するくらいの感覚で
”稼ごう”という意識は心から消し去る方が望ましい。
ギャンブルをする多くの方は
「結局負ける」事に行きつき、最終的に
自分の制御力でほぼ引退を迎えることができるが
タイミングがつかめずハマり続けると、
場外馬券場で毎週のように競馬新聞を掴み
叫んで負けて帰る浮浪者のようになってしまう。
稼ぐのは→仕事
買ったら儲けもの→ギャンブル
このくらいの姿勢が理想で、
ギャンブルで勝った場合は、今後の資金にするのではなく
家族のプレゼントなどに使う方が賢い使い方だと思う。
ギャンブルの先に見える成長
ギャンブルにハマる事は良くないが
卒業する事で一回り大きくなった自分が生まれるのは確かだ。
楽しむために参加するのは良いが
勝ち続けようなど欲を出さない事が肝心だ。
ギャンブルは誰も助けてくれない、
それならば保険を積み立てる方が今後の為になるだろう。