【七里】伝右川の源流を探してきた【膝子】

今回の川沿い散歩は伝右川

源流が気になり調べましたが、
興味のある方が少ないようで確実な情報が無い状態。

現在は地形が変わり、
”ガチ”の源流は消えてしまっているとは思いますが、
辿れる範囲内で探してみたいと思います。

伝右川源流の最寄駅は、
アーバンパークラインの七里駅
源流と思われる場所までは2キロ以上あります。

七里駅から下ると、見沼区東宮下1丁目付近から
湯畑のような水がジャンジャン出てくる場所がありました。
(さいたま市立七里中学校横)

この水は湧いているのか?
それとも付近の見沼代用水東縁から来ているのかわかりませんが、
豊富な水が流れ、下の膝子全体にまで繋がっています。

ウィキペディアでは”膝子付近に源流”との記載があり、
まずは、地図上で伝右川が途絶える辺りを目指します。

埼玉県立大宮東高校前を通過。
バスの時刻表が、登下校の7本だけと少ない。

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膝子の畑地帯へIN

膝子に入ると、広々とした畑が広がります。
とても開放的で癒されます。

湿っぽい所を見つけて反応するも、
この辺りは水路が多く、至る所に水が運ばれ・・・

どれが伝右川なのか?
探すのに苦労するかもしれない。。

見つけたぞ!

膝子を更に進むと、伝右川沿いでよく見かける
あぶないからはいらないでください”の看板を発見!

絶対ここだ。

通り過ぎてから振り向くと、以下のようになっている。

この流れは直線ではなく、
左から水を貰っているので
気になるので追ってみた。

地図上では緑区の端から西側へ曲がる形です。

伝右川の続きを辿ると・・・

300メートル程歩くと
終点が見つかる。

先があるのかもしれないが、
ここが”現在の源流”と思い込む事にした。
(正しい情報があれば教えてください)

見沼区膝子→緑区へ下る

源流を見た後は、先程の看板に戻り伝右川を追う。

少し進むと、伝右川沿いの最初の橋を見つける↑

源流と思われる流れは、確実に伝右川に繋がり
やっと川らしくなってくる。

迷い人放送

郊外を散歩すると、
たまに「迷い人(迷子)」の放送が流れる。

「迷い人のお知らせです~
午前8時頃~遠藤ハルさん(仮名)が~
散歩に出掛けたまま~
戻らなくなりました~
服装は~青と白で~髪の毛は短いですぅ~」

昔ながらの情報伝達法であるが
多くの人に伝わりやすい有効な手段だと感じた。

暗渠になる

東北自動車道の目前になると、
多くのが注いでいる箇所があった。

調べると、ここ(緑区高畑)を源流と考える人も存在した。

最大の難関

東北自動車道の下から暗渠になり、
目の前に見える壁(岩槻街道)を
越える事が出来ないので伝右川暗渠を追えなくなる。

仕方なく岩槻街道を進むと、
目の前に寺山陸橋(下画像)が現れる。
これを登る事で、東側に抜ける事が出来る。

寺山陸橋に登ると、
埼玉スタジアムが見えるので
それを目印に近づく。

目の前に来たら、
埼玉スタジアムを常に右に見る形で進めば
自然と浦和美園駅方面に進む事になる。

この辺りは、まだ暗渠のままなので(伝右川が顔を見せず)寂しいが
左に綾瀬川があるのでなんとか楽しめる。

埼玉スタジアム付近では、
(伝右川暗渠から?)水を貰う綾瀬川が見える。

浦和美園周辺の住宅が見えてくる。

あみやき亭で遅い昼食をとり、
気になっていた伝右川綾瀬川が交わる場所に向かう。

地図と違う?

地図上では伝右川綾瀬川が接触しているが、
現場に来てみると、で覆われ川の雰囲気はない。

1の場所から、2.3.4と写真を繋げたのがこちら。

源流側に水が無く、上流端との間には
埼玉県大門下池排水機場
埼玉県伝右川浄化導水揚水機場が存在する。

今度は、綾瀬川寄りの5の地点から6側を見てみると・・・

埼玉県大門下池排水機場
埼玉県伝右川浄化導水揚水機場から
水門らしきものが見える。

もしかしたら、
この時点で綾瀬川に繋がっているのかもしれない。

こちらが上流端と定められている伝右川

今回はここで終了としたい。
(機会があれば後日、この場所から下ります。)



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コメント

  1. Raphael=Romg より:

    超汚濁河川として昔,築紫哲也News23で,綾瀬川と共にCasterが船に乗船して,硫化水素の臭気とブクブク涌き出るメタンガスに依って,屁泥とスカムが浮き上がって,水面を漂い顔をしかめて船から水面を覗き込んでリポートをして居たのをいたのを明確に記憶して居り,既に故人と成られて久しい築紫哲也Casterと共に思い出されます.併し上流は長閑で綺麗な風景が残って居りますね.都内練馬居住ですが,一度だけ3河川合流部の近くで仕事があり,帰宅途中に立ち依って見に行きましたが,ワースト1は返上後でしたが,近寄るだけで硫化水素の臭気が鼻に付きました.見た部分は黒灰色に黄土色の混在した下水道の水の色と同じで,ブクブクとメタンガスが浮き上がって,硫化水素と屁泥とスカムが浮き上がって来て居ました.帰りがてら毛長川に沿って赤羽に行きましたが,沿って行く間同じ臭気が漂いました.荒川大橋に近づくと再び同じ臭気が,今度は芝川でした.此の後素晴らしい宇宙船地球号と云う番組で,芝川再生運動の話を見て居ります.成功された様です.室井滋氏のアナウンスでした.