私は20年以上前に吉野家を卒業した。
卒業した理由は、美味い不味いではなく
ダイエットをしたため自然に食べなくなったのである。
この日は、散歩をしていたが
偶然”吉野家王子東店”の目の前を通り、
子供の希望で久しぶりに入店した。。
レストランタイプ
通常、吉野家というとU字型のカウンターが主流であるが、
王子東店の場合は、テーブル席があり店員が注文を取りに来るレストランタイプであった。
このレストランタイプの場合には、
経験上”仕事量が増え”無駄な動きも増えてしまうマイナス面がある。
ただ、客側にとってはゆっくり食べれる
というプラス面があるのである。
年配店員が素晴らしい対応
安くて回転率の良いお店は昼時に忙しくなる。
王子東店のスタッフは
・厨房に優しいおじさん
・ホールに優しいおばさん+新人店員
という3人態勢であったが、
常にハキハキ元気で申し訳ないくらいの接客をしてもらえる。
年配者の若者への気遣い
我々人間は、年を重ねる程
色々なありがたみを覚え感謝するようになる。
このような”激安店”の場合には横柄な客も多く、
店員「いらっしゃいませ!こちらどうそ!!」
客「・・・・」(無言で帰る仕草)
店員「どうしました?空いてますよ~♪」
客「相席は嫌なんだよ!」
とキレられる場合を見てしまったが
それでも常に元気で働くお母さん店員に心を打たれた。
非常に気持ちいい接待をしてくださいました。
朝から気持ちが良い気分になりました。
女性店員さんがほぼ1人で
注文&配膳おテキパキやっていました。
接客もすごく良かったです!
ネットでも、王子東店の評価はすこぶる高い事がわかった。
また、少人数制の為
配膳が遅れたり掃除不足なのは否めないが
これは単に”人手不足”であり、店員が悪いのではなく
本部による”人件費削減”が問題なのである。
この店舗に掃除専用の人間が居れば、
間違いなく無敵の店舗になるだろう。
飲食店は二度とやらない・・・
私は過去に飲食店を経営した事があるが、
やめた理由が”人間が嫌い”になったからである。
調理をするのは楽しくてやりがいがあるが、
理不尽にキレられたり暴言を吐かれるのは大嫌いであった。
いろんな客が居ても
安定した接客が出来る王子店東店の店員さんを見て
とても癒されてしまったのである。
メニューが増えているぞ・・・
吉野家と言えば、狂牛病(BSE)が
問題になった際に”一時的に豚丼になった”イメージがある。
当時の吉野家メニューは
朝定食、牛丼、豚丼程度であったが、
20年以上という”引退期間”の間に様々なメニューが増えていたことに驚いた。
こんなにメニューが増えていた!
なんだこれは!!
吉野家で迷う事になるとは思わなかった。
使っている肉は同じにせよ
厨房の仕事も増えていたとは・・・これは大変だ!
牛すき鍋膳(648円)や、
陳健一とコラボ監修の麻辣牛鍋膳(748円)まである。
W(ダブル)定食を選んでみた
今回は、おかずを2種類楽しめる
お得なW定食を選んでみた♪
何を選んでも698円らしい。。
牛皿&牛カルビ定食
おかずが多いのは贅沢な気持ちになりますね。
しかもテーブルでゆっくり食べられるタイプは居心地が良い。
牛皿は懐かしいそのままの味であるが、
牛カルビの肉は厚めになっており歯ごたえがある。
カルビのタレが自身の成長期を思い出す
”甘くてごはんが進む”味になっており
高校生~30代男性には堪らないだろう。
味噌汁も昔と同様に”あさげ感”があり美味い♪
王子東店は超絶最高だった
ランチの忙しい時間帯にお邪魔したが
安定感のある3人の店員さんに完全に癒されてしまった。
通常、厨房の人間はホールを気にしないタイプが多いが、
厨房のお父さんは声を出してお客さんの状態に気を配り素晴らしかった。
彼らの給料を倍にしても罰は当たらないだろう。
こんな素晴らしい店舗を私は絶賛したい!
御馳走様★★★★★
アクセス
吉野家 王子東店
住所:東京都北区王子1丁目6-7
営業時間: 5:00~3:00
コメント
私は25年以上、行ってません。近所に無いってのが理由の一つです。
豚丼悪くなかったなぁ
キン肉マン効果はデカかったよな!
キン肉マン「ロビン!勝ったら牛丼おごるぞ!」
ロビン「タマゴと味噌汁も付けてな」
この台詞が離れない。