ニューヨークの死亡率が18%になっても
10秒に1人亡くなっても、日本政府はのんびりだ。
日本の場合は最近になり、東京の感染者数を隠蔽していたことがバレた。
公式発表では都内の感染者は(4/6時点)1000人であるが、
実際には既に万人を越えているのは確実と言われている。
全国感染者数4560人(表面上)
毎回ギリギリ発言
東京では恒例になった小池都知事の会見であるが、
毎回、「ギリギリ」と語り、緊急事態宣言などの報告はなく
ただただ不要不急の外出自粛を促すだけである。
↓
「今はギリギリですが更に続くとギリギリになる」
↓
「このままでは感染拡大し新たな段階に入る」
毎回ギリギリ発言で感染爆発を止めることは出来ない。
もちろん小池都知事自身も歯がゆい状態であるが、
本人は緊急事態宣言を発令したくとも(上から従うのみ)権限はない。
都知事だけを責めるのは可哀想だ。
【都知事 感染拡大新たな段階に】https://t.co/KSHDHwZQvV
東京都は5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに143人確認されたと発表。小池百合子知事は同日、「リンクが追えない数が増えているのが大きなポイント。(感染拡大は)新たな段階に入った」との認識を示した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 5, 2020
緊急事態宣言へ傾き始める
現代は、SNS等があるために
現場の告発が国民に届きやすくなった。
・既に病院のベットが満床
・医療従事者も感染しなら診療を続けている
・死亡者を別の病気として処理させる
など、恐ろしい事実が段々と見えてきた。
特に、このまま拡大が進めば、
重篤者を見捨て、治る見込みの人を優先する治療法に
シフトチェンジしなければならないというのは恐ろしい限りである。
毎日、新型コロナのニュースと世界の動きを見ていれば
多くの方が「ロックダウン」「強制的な外出禁止」(憲法的に無理であるが)を
希望する声が増えてきた。
特に、スペインやイタリアでは、早めのロックダウンの結果、
「ピークを越えた」とのニュースが出た程である。
それだけロックダウンの効果は大きく、
あのダイヤモンドプリンセス号で話題になった岩田健太郎教授は
「ロックダウンなしで本問題を克服する秘策があるでしょうか?
あるならぜひ知りたい。繰り返しますがこれは消去法的議論なのです」と述べている。
また、その後には
「ロックダウンはするしないの二元論ではない。
する際の条件こそが重要である。」とも付け加えた。
いろんな方からロックダウンにはこんな困難、あんな困難があって、、、というご意見を聞きます。ではロックダウンなしで本問題を克服する秘策があるでしょうか。あるならぜひ知りたい。繰り返しますがこれは消去法的議論なのです
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) April 3, 2020
日本の場合には、ロックダウンもどきになる可能性が高く
警官が出歩いている庶民を殴る&罰金というような事にはならない。
いずれにせよ、対応すらできていない日本に色々望んでも無理な事が分かってきただろう。
このような現場の訴えが政府にも伝わり、
先日までは「緊急事態宣言を出すつもりはない」としていたが
急遽、4/6にも緊急事態宣言の準備が始まるとのニュースが流れた。
都内はある程度のパニックが起こりそうだ。
【緊急宣言 6日にも準備表明か】https://t.co/4z0WeXE6iy
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて安倍首相は、6日にも緊急事態宣言に向けた準備に入ることを表明する見通しであることが分かった。ただ、宣言が出されても、欧米のような都市封鎖が行われることはないという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 5, 2020
既に手遅れ状態であるが、何もしないよりは遥かに良いだろう。
経験者から学ぶコロナ対策
新型コロナウイルス対策は、
イタリアやアメリカなど先人たちの経験談が準備に繋がる。
・普段笑顔だった近所の住人とも顔も合わせなくなった
・食品を買いに行くだけで命がけ
・自分が既に感染しているかもしれない恐怖感
など我々には予習する時間がある。
食品の問題と日用品
まず一番心配なのは食料の問題だろう。
当然、パンや野菜などの生鮮食品を買った所で数日しか持たない。
その結果、米が第一に売れる事になるが
野菜を買えない状況を考えると、
ホウレン草やミックスベジタブル等の冷凍品も盲点だ。
また、野菜が食べれなくなれば乳酸菌が必要となり
日持ちがする漬物やビスコがあると便利になる。
あとは、万能なビニール袋や水、モバイルバッテリー、電池、
段ボール(簡易トイレ)、薬、バンドエイド、シャンプー系、クリーム系などは盲点だ。
今こそ、マスクやアルコール消毒、ペーパー類は
手に入りにくいが、他の物はまだまだ間に合う。
買い占めは良くないが日頃から少しづつ備蓄をするのは
危機管理として罪ではない。
更に感染が広まれば、毎日感染者とすれ違う事になり
買い物に行くだけで命がけになる。
コロナが付着しているかもしれないお釣りを受け取り
コロナが付いているかもしれないビニール袋を受け取り
コロナが付いているかもしれない台で袋に詰める事になる。
コロナは何時間生存しているのか?
最近では、コロナの生存時間が少しづつ明確にされてきた。
段ボールは→1日
金属は→2~3日間
プラスチックは→2~3日間
飛沫(くしゃみ等)→空気中に3時間
今では様々な情報が共有できる時代であるが、
電車内を見れば、つり革や手すり等を
(2~3日コロナが生きられる場所)平気で握っている国民は少なくない。
また、触った手でそのままスマホを操作するのだから
元々、清潔感の無い方はリスクが高まる。
私はコロナ以前から1日の終わりには、必ずスマホを消毒していたが
案外、スマホに対しては無頓着な方が多いと感じる。
自宅でも工夫を
我が家では、アクティブ老人等、
”落ち着きの無い、出かけないと気が済まない家族”がいるため毎日ヒヤヒヤだ。
そのため、家の中でも壁やカーテンを作り、
出来るだけ顔を合わせるのを避けている。
こんなに命が懸かっている状況にもかかわらず
出かけてしまうノーテンキな人間は国民の20%程存在するため大変迷惑である。
緊急事態宣言へ秒読み
日本政府が”緊急事態宣言”を出せば国民の緊張感は高まる。
学校やプロスポーツの再開などありえない世界に突入する。
国民一人一人が危機感を持つのは大変良い事だ、
先人が戦争をして原爆に、耐え残してくれた平和な日本を我々は守りたい。