東京メトロ東西線の早稲田駅は
予想以上に飲食店が少ない。
日高屋や餃子の王将等があるものの、
居酒屋系の夜間営業の店はほとんど無い場所である。
そして焼肉屋に関しては早稲田に数店存在するが
駅から近い店舗を調べてみると、今回の”ホドリ”しかないのである。
店構えは年季を感じ、いわゆる”きたなシュラン”的ではあるが
一歩店内に入ると、スタッフのファミリー的な雰囲気に癒されてしまうのであった。
何よりやる気のあるホドリは、11:00などではなく
9:00や10:00からでも店を開けているというから驚きだ。
常にウエルカムの態勢と、昭和を感じる誰にでも温かい対応は
40年前の日本に戻った感覚に陥る。
いつ伺っても”歓迎される”のでとても嬉しい◎
コロナに負けずにガンバレべんとう
コロナに負けずにガンバレべんとう(はぁと)
家庭的な表示に、警戒する方もいれば癒される方もいるだろう。
まるで孫が書いたかのようなアピールに私は応えなければならない。
もちろん、ここで想像できる通り
叙々苑などの高級店の味を期待してはいけない。
この時点で”家庭的”である事を理解したうえで注文する事が必要だ。
焼肉弁当(880円)
お客さんが少ない事もあったが、
焼肉弁当(880円)3人前が出来上がるのが非常に速くて驚く。
しかも出来上がりは、弁当として完成度が高そうだ。
開封の儀
中身は、白米、肉、キムチ、もやしナムル&ホウレンソウナムル、切り干し大根
ナムルは薄味ながらダシが効いており
予想以上に美味しくていくられも食べられる自家製である。
一方のキムチは、近年家庭用に売られている
ススムくんなどの”甘め”のキムチであった(市販のものを使用か?!)。
肝心な牛肉は?
焼肉弁当の肝である肉が一番重要であるが、
開封する前から「網で焼いていない」事は分かった。
フライパンで炒めてある事から、”焼いた風味が無い”時点で
普通の焼肉弁当という感じである。
部位は、海外ハラミを使用しており
歯切れも良く、固かったり脂身が多いという事はない。
個人的には”肉感”を味わえるのでアリである。
自粛後、久々の焼肉であったからか
自宅以外の味は新鮮でおいしく食べる事ができた。
とにかく今回は、家庭的な店員の印象が強く
焼肉屋というよりも、親戚の家で食事をした感覚であった。
昭和的な雰囲気が好きな方はハマるかもしれない。
再訪すると・・
後日、再度弁当をお願いしたところ、
値段据え置きでありながら、量が倍になっていた。
弁当箱が2つに分けられ、肉とご飯が
それぞれボリュームアップしているのである!
学生用ボリュームアップしたのかもしれないが
すばらしい盛りである。
アクセス
ホドリ
所在地:〒162-0045 東京都新宿区馬場下町61
営業時間:不明(とにかく朝から熱烈営業中)