【アスペルガー観察日記5】家庭のストレスと他人からのストレス カサンドラに自由を

毎日アスペルガーからストレスを受けていると、
カサンドラの我々は限界を超えて、
落ち込むorイライラなど、自身が不安定になっているのが分かる。

・会話にならない
・常識が通用しない
ストレスが溢れ出すと、
（家を）脱走したくならないだろうか？

1人になりたい！
旅行をしたい！
誰にも文句を言われない場所に行きたい！

こうして健常者の脳は破壊されるのだ。

外に出てもストレス

一度ストレスが溢れ出すと、
外に出ても苦痛の連続に遭遇する時がある。
（心の余裕がなくなる悪循環）

家を出た瞬間に、
自身が管理する場所に”不法投棄”があればガッカリだ。。

ストレス解消のために外に出たはずが
出た瞬間からこれである。

人間は愚かなもので、
誰かが捨てれば「捨てて良い」と錯覚し
様々なゴミが集まってしまう事だ。

いつもは他人の粗大ごみを分解している私だが
分解できないものを捨てられたらお手上げだ。
”世の中の半分はアスペなんじゃないか？”
そのように疑いたくなるくらい病んでくる。

本日のアスペルガー

我が家には、受動型アスペルガーと
積極奇異型＋尊大型アスペルガーが暮らしているが
観察日記では、毎日の動きを記している。

受動型アスペルガー

嫁は受動型アスペルガーであり
趣味以外の努力はしない。
人の話も当然聞かない。

嫁を見ていると、
「なるほど、人の話を聞かないから成長できないんだ」
という事がよくわかる。

家族でクイズ番組をよく見るが・・・

例えば家族でクイズ番組を見ていると
答え合わせの際に、”解説”をしてくれる時がある。

「へぇー」とかテレビを見ている事に間違いはないのだが
ただ、肝心な解説になると急に別の話を始めるのである。

 

私の場合、解説はとても大切だと思っている。
今回の答えは「オリーブ牛」であったが、
なぜオリーブ牛と呼ぶのか？
成長したい人間なら気になるはずだ。

しかしながら、解説が始まると
別の話題を子供に振ったり、席を立って消えるなど
集中力のなさを出してくるのである。

解説を聞かせろ！！！！

 

トイレならまだしも
無駄に席を立ち、特に何もしないで戻ってきたりと
不思議な動きをする。

更に、何度注意しても
口に飯を詰め込んだまま話す癖が直らない。

 

アスペルガーが凄いのは
無関心な事については成長しない事である。

厳しく言っても
優しく言っても直らないので

私は、お行儀に関し注意することを止めた。

 

アスペルガーは話を聞かないので
（苦しいが）スルーする（諦める）のが最善策である。

 

積極奇異型＋尊大型アスペルガーの父親

嫁に疲れ、親の様子を見に行くと
亭主関白の親が「サドルサドル」とうるさい。

そう、父親は1つの事で頭がいっぱいになるタイプで
それをクリアしなれば前に進めないのだ。

今回は孫の自転車のサドルが気になったようだ。

孫が自転車に乗っている動画を見て
「サドルが低い！」としつこいのだ。

それも会う度にしつこい。
心に余裕がなく、自分の意見が通るまで言い続けるのだ。

ラインにもしつこい、直接もしつこい
頭の中はサドルでいっぱいだ。

 

一方の孫自身は
「まだ自転車はじめたばかりで足がすぐつく方が良いよ」
と言っているにも関わらずアスペルガーは聞く耳を持たない。

強引に動く！その日に動く！我慢できない性格

思い立ったらその日にクリアしないと気が済まないので
父は自転車を見に来る。

がしゃっ！がしゃっ！

自転車置き場で物音がする。

 

 

こちらはもうめんどくさいので放置だ。

 

暫くして

 

 

父親「おい！サドルを伸ばしたいのだけれど、パイプが短くてダメだ！」

私「いいよそのままで、
今のままで良いって言ってるよ
慣れたら高くしたいって。」

 

父親「いやいや！高くしないとだめだ！」

サドルを高くしたい病に侵された親はもう後戻りできない。
納得のいかない親は
今度は古い自転車からパイプの長いサドルを選び出す。

 

幼稚園児が乗るような小さい自転車のサドルが
予想以上に長かったらしく、結局そこから抜いて付け替えたのだ！

 

 

父親「ほらどうだ！凄いだろ！な！な！」

ドヤ顔である。
頭にある事をクリアしたので
本人は気持ちが良いのだ。

 

しかしながら肝心なサドルは
幼稚園児用なので幅が狭く”お尻にめり込み痛い”のだ。

孫「お尻が痛い、さっきのままの方がいいよ」

父親「いや！この方が長さがピッタリだ良かったな！ハッハッハ！」

このように空気が読めない心のすれ違いが起こるのだ。

 

 

それ以来、孫は自転車が嫌いになった。

 

白であっても黒だと言い張る尊大型はキツイ。