なにこれ!美味しくなってるじゃん
2002年に高田馬場で創業したやすべえ
創業当時は、大混雑で並んだイメージがある。
しかしながら当時のイメージはあまり良いものではなかった。
お客さんが常に来るために、茹で置きで
水分を含んだブヨブヨ麺の食感が今でも残っている。
しかしながら、最近ネットで見た画像では
以前食べた麺とは明らかに違うのだ!
これは確かめなければならないと
テイクアウトを買いに高田馬場に向かった。
つけ麺屋やすべえ 高田馬場店は
駅から少し離れた位置にある。
裏道にあるため店舗には向かないと思われがちだが
実は、この辺りは大学生~予備校生が通過する為に
予想以上にお客が入る場所である。
現在、テイクアウトは限定のようであるが
店の前に行くと、看板が出ていて安心した。
つけ麺820円 並中大盛り同額
久しぶりなので、奇を衒う事はせず
素直にノーマルの「つけ麺」を選択する事にした。
つけ麺は820円であるが、
並盛中盛大盛りは同額に設定されている。
注文方法は食券機になるが、
テイクアウトの場合でも通常通り購入し
食券を渡す際に「テイクアウトで」と伝えればOKだ。
しっかり指導された若いスタッフが
テキパキと動き、清潔感があるのが良い。
エコバック必須
テイクアウトは嵩張るために、
ノーマルのエコバックではなく
巨大なバックを持って行くと良いだろう。
バッグ無しで、1人で3人前は持てないので注意してほしい。
気の利いたお土産セット◎
客思いのテイクアウト
今まで、様々な麺物のテイクアウトにチャレンジしたが
やすべえのテイクアウトは気が利いている。
・おてふき・食べ方解説・海苔・ほぐし水という
とても手の込んだ仕様になっている。
しかも、これらは820円に含まれており
店内で食べるのと同額である。
明らかにテイクアウトの方が(店側が)”損”をするシステムであるが
お客の為にここまでしてくれるのは素晴らしい◎
ノーマルつけ麺の具
スープ
スープは創業当時から甘さが目立っていた記憶がある。
現在も甘さが強めであるが、辛さも加えられている為
バランスが良くなっている。
魚介の旨味も十分に伝わってくる。
何より変わったのが麺だろう。
蓋を開けると良い香りがし、明らかに美味そうな姿である。
ほぐし水で混ぜると、照りと立体感が復活し
固めに茹でられた麺をワシワシと食べる事が出来る。
この麺が、創業当時と明らかに違う事に驚いた。
創業からの過程は全く知らないが、
明らかに美味しくなっている事が分かる。
形も食感も完全に変わっていた。
つけ麺が好きな方は理解できると思うが
美味しい麺に出会うと、量が多くても
”いつまでも食べてしまうような中毒性”生まれる。
やすべえの場合も同様に、中盛ではあったが
「大盛りでも余裕で食べれた」くらいにスルスルと平らげてしまった。
対するスープも、はじめは甘みを強めに感じるも
後半は辛さが出てきて、最後まで飽きずに食べる事が出来る。
同じスープであるにも関わらず、自然と味変されている感覚だ。
20年弱ぶりであるが、まさか
こんなに美味しくなっていたとは驚いた。
これはもう再訪は決定だ!
アクセス
つけ麺屋やすべえ 高田馬場店
所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1丁目22-7
営業時間:11:00~21:00