1970年に創業したレストランせんごくが
メトロエムにも店舗を増やしたと聞いて視察してきた。
当時は、確か春日本店しかなく、
食前に提供されるコンソメスープと
ハチハチステーキ(880円)が売りであった。
安くステーキが食べられる幸せを与えてくれた
せんごくステーキは、何度も訪れた記憶がある。
メトロエム後楽園のエスカレーターを上ると
正面に”レストランせんごく”が見えてくる。
当時の、家庭的な雰囲気とは違い
真逆の高級店に変貌していた。
和牛ではなく、US牛と
オーストラリア牛でありながらも
なかなかのお値段である。
落ち着く店内
癒される店内
入ってすぐにわかるのが、
従業員の対応が素晴らしさだった。
まるでホテルのレストランのような雰囲気と気遣い。
そして、昔からの”せんごくファン”であろう客が多い事で
なんとなく、お店全体が温かいのである。
ステーキ屋ではあるが、
横を見れば60~70代のマダム集団、
後ろを見ればおじさんと・・・
年齢層が高い特徴がある。
みんな、居心地の良さを知っているのだ。。
コンソメスープではなかった・・・
まずはスープが運ばれてきた。
創業時は、コンソメスープであっが
現在はコーンスープに変わっていた。
なんだか少し寂しい。
ステーキハンバーグ&ステーキ1800円
昔は、ハラミステーキがメインであったが
現在のせんごくは、あらびき肉を固めたハンバーグ
(ステバー)がメインになっていた。
しかし、当時の”せんごくバター”は健在で、
・せんごくバター
・おろしソース
・ガーリック醤油
の味が選択できるようになっていた。
ステーキハンバーグは、まさに
ステーキのようなハンバーグで
柔らかいステーキ感覚で食べることが出来る。
噛み切れない肉や筋が苦手など、
ステーキの入門編のようなステバーは予想以上に
ジューシーで美味しかった。
また、付属のステーキは薄かったため
すぐに火が入ってしまいパサパサになってしまった。
もしかすると、ステーキのおいしさを追求する場合は
サーロインステーキの方が良いのかもしれない。
(※メトロエム店にはハラミステーキが無かった)
肉だけに注目しがちだが、
実は、米がとても美味しかったのが印象的だった。
懐かしさと、居心地の良さは素晴らしかった◎
子供の頃の激安ステーキ店とは
全く営業形態は変化してしまったが、
また行きたいと思える店であった。
ちなみに、せんごくの隣には
「回転寿司 根室花まる」が出来ていた。
アクセス
レストランせんごくメトロエム後楽園
住所:〒112-0003 東京都文京区春日1丁目2-3
営業時間:11:00~23:00