コロナ禍の影響で、小麦やマーガリンだけでなく
輸入牛肉までも高騰してきた。
高騰した理由は、北米の牧場閉鎖等もあるが、
中国が一頭単位で買ってくれるため
(日本は部位別が多い)日本に来る牛肉が減っているという。
各社値上げを実施
利益が出なければ経営が出来ない為
各社は”当然”値上げをする事になる。
例えば、松屋ではプレミアム牛めしという名を無くし
60円の値上げを発表した。
ミニ盛 330円(税込)
並盛 380円(税込)
あたま大盛 480円(税込)
大盛 530円(税込)
特盛 650円(税込)
ねぎし
また、一方で一番大変なのが
”輸入価格の高い”牛タンだろう。
古いメニューと照らし合わせると
↓
しろたんセット(3枚6切り)2450円
600円の値上げになっていた。
実は、15年前でも牛タンは高額であり、
どの分よりも利益が出ない部位であった。
これが更なる値上げなのだから大変だ。
従って、ねぎしはタンに拘らず、
オーストラリア産の牛や豚を組合わせたメニューで対応すると思われる。
販売価格改定についてお詫びとお願い
平素格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、希少部位である牛たんの深刻な品不足により、
仕入れ価格が高騰し、3倍にもなる事態となりました。
やむを得ず販売価格を改定させていただいております。
お客様には大変なご迷惑をおかけすることとなりますが、
何卒引き続きお引き立ていただけますようお願い申し上げます。
2021年9月株式会社ねぎしフードサービス
すき家
そして、すき家では高騰を見越し、
早々から豚丼を新メニューとして推すようになった。
現在価格は、
牛丼並→350円
という豚の方が高い設定であるが、
これは今後の”牛丼の値上げ”を見越しての戦略の可能性がある。
また、すき家の輸入元はアメリカやカナダだけではない事から、
オーストラリアやニュージーランド等にシフトする可能性もある。
今の段階では、牛より豚の方が高いという
逆転現象が起こっているが、今後の価格変動に注目だ。
豚丼をたべてみた
石原さとみを起用した豚丼のCMを
毎日のように見るようになった。
今回は、はじめて高田馬場店を利用してみたが、
某店舗よりも丁寧で(器の汚れていない)袋に入れてくれた。
店舗によっては、びしょびしょの手で手渡されたり
器にタレがこぼれているのに拭いてくれない店舗も存在するため
随分と清潔感のイメージが変わるだろう。
食べやすい
これはいける!
豚丼並盛は、肉が多くも少なくもなくベストの量である。
牛丼との決定的な違いは
油分であり、豚丼の方が随分とヘルシーに感じる。
油が少なくて◎
また、以前の狂牛病時代にも豚丼は流行したが
この際は”臭い豚肉が多かった”のは事実だ。
それに対し、今回の豚丼は随分と完成度が高い事が分かった。
結論:豚丼の完成度は高かった!