神保町で仕事を終え、お腹が空いたとフラフラしていると
”あまりアピールしていない”ラーメン屋が目に入った。
大通りから一本隣の穴場的位置であるが、
何とも気になる雰囲気である。
外にある立て看板を見ると
”煮干し”との事で、煮干し大好きな私は
考えることなく入店を決意!
&
中休みを取らないやる気のあるお店は大好きだ。
煮干し中華そば
生姜醤油ラーメン
店内はカウンターのみの12席で
1人客には向いている作り。
店内の照明は暗めになっており
1人で訪れる女性客も多く、ちょっとオシャレな雰囲気だ。
店員さんは寡黙でありながら親切な
”仕事に全集中”の職人だった。
入店スグ右横には券売機があり、
全部乗せを食べたいので、右上の味玉焼豚煮干し中華そばとメンマ単品を購入。
味玉焼豚煮干し中華そば(1170円)
メンマ単品(100円)
煮干しラーメンと言っても幅は広く、
ほのかに香るタイプ、サラサラ濃厚、ドロドロ濃厚など
同じ煮干しでも味の違いがある。
果たして”可似”さんの煮干しは
どれなのだろうか?
どんが到着すると、永福大勝軒のような
濃い煮干しだがサラサラしている自分好みのタイプであることが分かった。
強い煮干しが主張し、
幾らでも飲めるほど完成度が高い。
麺や具の食べ応えが凄い
他の店と違うのが、
麺や具の主張が凄い事だ。
美味い煮干しに負けまいと力強い♪
麺は一見手打ち風だが違うようだ。
手打のような麺はソフトな口当たりを想像してしまうが
七彩や粉麺小屋とは似て非なるもので
麺はゴワゴワワシワシのガッツリタイプだった。
そしてメンマも歯ごたえがあり
チャーシューに至ってはこれまた歯ごたえがあり面白い。
燻製風味のチャーシューとでも言おうか
全くの想像していた味ではなく新鮮だった。
最近のラーメン屋の流れは細麺化傾向だが、
可似さんのラーメンは、神保町のサラリーマンの胃袋を満たす
ガッツリ系の煮干しラーメンだった。
麺も多く感じたが、煮干しなだけに重く感じない。
満腹でも眠くなることはない・・・!!
煮干しで上品+噛み応え満足!
という新しいタイプであった。
次回は、評価の高い”生姜”ラーメンに挑戦してみたい。
アクセス
神保町 可以 (じんぼうちょう かい)
住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目2-12 サンエスビル1F
(靖国通りの一本北側の細道)
営業時間:11:00~20:00